気になる本 no.2「アイム・ミニマリスト」

机に置かれた文庫本ここ数年よく聞く、ミニマリストという言葉が気になっています。

少ない物で暮らす。という部分以外にも、小さなスペースで暮らす。というところも気になります。

欧米では、世界的金融恐慌をきっかけに「無駄のないシンプルな暮らし方」が見直され始め、「タイニーハウス」という小さな家が増えてきつつあるという話を聞きました。

「タイニーハウス」というのはサイズは色々ですが、生活に必要な物はひと通り揃っていて、トレーラーのように移動可能だったり、ツリーハウスのようなものだったり、通常のように据え置きの家だったりします。

 まるで絵本の世界? タイニーハウスやスモールハウス

「タイニーハウス」または「スモールハウス」とも呼ばれていますが、このようなキーワードで画像検索すると、小屋のような小さな家がたくさん出てきます。

道路を走る家、森の中に佇む家、ドーム型の家、コンテナハウス、しっかり設計された普通の家のようだけどサイズが小さい家…

そしてひとつひとつ見ていくとどれも自由でちょっとおしゃれな感じです。広々と大きな家も素敵ですが、小さくて素敵な家って幼い頃読んだ絵本で見たような、なんだかわくわくとした記憶が蘇ります。

 新しい暮らし方「アイム・ミニマリスト」

そういうタイニーハウスやスモールハウスにすっかり魅了された頃、一冊の本を知りました。

「アイム・ミニマリスト」

「未来住まい方会議」という新しい住まい方についてWEBサイトで様々な発信や提案をしているYADOKARIという所が出版した本なのですが、これまでの”家に住む”という感覚をいい意味でぶち壊してくれる本です 笑

そこには、家を自分で作ってしまった方や、トレーラーハウスの賃貸に住んでいる方、プレハブをDIYして住んでいる方、そもそも家を持たない方…など今までだったらあまり考えられない方法で暮らしの実験をしているような方たちばかりでした。

 小さい暮らしを選んだきっかけ

本を読んでいくと、写真で見るそれぞれの家もいろんな工夫や個性があって見ていて楽しいのですが、わたしが興味深いと思ったのは、どうして今の暮らしを始める事になったのかというきっかけと、今の暮らしを始めてからの変化でした。

ここに出てくる方達も、以前は一般的な家に住んで一般的な生活をしていたのにもかかわらず、”何かが違う”と感じて今の暮らし方を模索して辿り着いたようでした。

そしてそのきっかけや理由というのは、普段わたし達も感じているし気付いているし共感できる事です。

例えば…

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1.便利な生活用品で家の中に物は溢れているのに、それによって幸福感を得られていない。

2.逆に住まいを物に占拠されてその残りの狭いスペースで暮らしている。

3.実際は狭いスペースで暮らしているのにさらに物を置く為に必要なスペースも引っ括めた費用(家賃や住宅ローン)を稼ぐ為に多くの時間をかけて働く。

4.よって仕事をする目的(喜びややりがい)ではなく収入を得る事が当たり前になった働き方で働いてる。

5.働く時間(収入を得る事がほとんどの目的)が多く家族との時間や自分の為に使う時間が減っている。

6.それは自分たちにとって本当に最善の暮らし方なのか?

7.もっと新しい暮らし方もあるのではないか?

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一人一人のきっかけは必ずしも一緒ではありませんでしたが、だいだいこのような流れで今の暮らしに疑問を持って行動を始めたような印象を受けました。

 小さい暮らしを始めた結果…

そして実際に暮らし方を変えて得られた事は以下のようなもののようです。

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●住まいが小さいと掃除をしたり物を探す時間が減って楽になる。

●家の中の物が減ると気持ちがすっきりする。

●住まいがコンパクトなので光熱費が減る。

●一軒家の場合は土地まで狭いと固定資産税も安く済む。

●無駄な時間が減り、家族で過ごす時間や一人で自由に使える時間が増える。

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このすべてを得るには、一般的な暮らしをしている現代人にとって相当な覚悟と労力がいりそうですが、働き方について追い詰められて疑問を持った方や、普段から疑問を感じていた方が何かのきっかけやタイミングが来て動いたりと、始められる人は始めているみたいです。

さいごに。

暮らし方を変えるのは、当たり前だと思っていた事を疑ってみるとか、こんなものだと思って流していた流れを自分で止めたりする事になるので、きっかけがないとなかなか難しいように思います。

実際にこの本に登場する方々はかなり思い切った選択をしてたりするので、簡単に真似ができるものでもないですが、この部分だけは自分にもできそう。とか、将来的には参考にしたい。とか何か気づきや小さなきっかけを与えてくれるように感じました。

なので普段から何か疑問を感じていたり、もうちょっといい暮らし方はできないものかな?と思っている場合は、出来ることから始めればいいのかなと思いました。

ただ、普段からうずうずしている方にはかなり刺激的な一冊となります。自分がなんとなくやりたいと思っていた事や理想としていた事を既に形にしている方々ばかりなので…笑

わたしの場合は、読み進めていくうちに”口では上手く説明出来ないけどそうなの!そうなの!思ってた!”となり、実例を見て”こんな暮らし、アリなんだ〜!”と衝撃を受けました。

そういう方が読むと急に思い立つ原因にもなりそうなのでそこは周りとも相談して慎重にお願いします! 笑 そんな一冊です。

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